ローコスト住宅コラム

ローコスト住宅をお考えの方に向けて、当サイト監修のティー工房一級建築士事務所の代表 田村悟が ローコスト住宅についてのポイントやアドバイスをコラムで定期的にお送りします。

第二回 見積りを比較する!

labo写真

賢いお買い物のコツは徹底的な比較検討?!
などと言うと、チョット前まではスーパーのチラシとニラめっこし、自転車で隣町のお店にまで買い物に出掛けるスーパー主婦の姿が連想されたものですが、昨今では随分と当たり前のことになって来ました。
特に家電製品などの購入には『比較検討』は、もはや必須です。
製品の価格情勢をリアルタイムに比較してくれるサイトがあったり、中には保険や習い事、ハウスメーカーの比較サイトなんてものあります。

私たちが工務店さんを選ぶ時も、基本はこの『比較検討』にあります。
家電なんかと比べても格段に高い買い物(家は買うものじゃない!ですが・・・)ですから、当然にイロイロと比較検討しておきたいところですよネ。

通常、私たちは設計図が出来上がると、建て主さんの紹介も含めて3~5社の工務店をピックアップして、見積を依頼します。
経験上、そうやって複数の工務店さんに見積を出してもらい比較する事には、オオヨソ以下のようなメリットが考えられます。

① より安い金額を引き出せる!
勿論比較の最大の目的はココです。
各工務店さんには、競争だと伝えて一発目から「勝負見積」を出してもらいます。
そういった「勝負見積」を比較すれば、自ずとNET金額(適正金額)が見えてきます。
さらには、他の工務店の見積金額が最後はネゴシエーションの材料になったりもします。
ただ「値引きしてっ!」って交渉するよりは、説得力がありますから^^;

② 工務店の質ややる気も比較できる!
見積書には金額だけでなく、その内容でイロんな事が現れるものです。
工務店の質ややる気といったものがその代表です。
質が高く、やる気のある工務店の見積書は、やはり拾い漏れやダブり、間違いも少ないものです。
そもそもが「安かろう悪かろう」じゃ比較する意味も半減ですよね?

③ 使途不明金が無くなる!
①にもツナガルことですが、各社の見積を工事項目ごとに細分化して比較する事で、
各々の分類項目のおよそのNET金額が見えてきます。
金額の大きな見積も、細分化すれば、結局は小さな金額の総額です。
各項目の金額をNETに近づけることにより、大きな金額に隠れた使途不明金が姿を消し、
建て主さん、工務店、設計者、みんなが納得の行く発注金額に近づくのです。

見積書を細かく比較検討するためには、それなりの設計図が必要です。
建て主さんとその家族の夢や理想、現実の住みやすさ、使いやすさを細かく現した図面です。
設計図が曖昧でラフであればあるほど、見積書もラフにならざるを得ないと思うのです。

私たちが建て主さんと細かい打合せを重ね、時間と手間を掛けて設計図を仕上げるのも、ひとえに建て主さんが納得の行く家を建てるためなのです!

背景画像

■バックナンバー